誰うそ ドラマ感想

昨日TAKAひろの萌えについては大方語りつくしたのでドラマの内容についての感想でも書こうかなー。
 
まあ、予想通りというか、軽い内容ではなかったですね。正直ここら辺は満員電車とは無縁の僻地なんでゆうやが出演してなかったら見てない類の番組ですねー。車両とか通勤時で2両がいいとこだからね!それもスカスカだからね!
なんかこの佐藤さん一家が絵に描いたような一般的な家庭だったけど、長男が大学生とかで良かったよね。そりゃ中退は迫られたものの、これが高校やまして中学とかだったら辞めてもまともな働き口として使えないもんね。佐藤一家は借金まみれになるよね。さすがにそこまでいくと見てる側も「否認しない方がいいな」ってなりかねないよなー。
まあこの状況でも被害は甚大ですけど。運良く裁判では無罪を勝ち取ったけど、結局それで得たものが何も無い。職は失い、子供は大学を中退、妻は心労で倒れ、莫大な裁判費用を支払い、あげく真犯人は野放し。佐藤さんの名誉は保たれたものの、じゃあ裁判に勝ったから良かっただけでは済まされないよね。
でもこれ見てて悔しいのが、だからってどうしようもないっていうね・・・。被害者を名誉毀損で訴えることも、痴漢の誤認犯逮捕をなくすことも、現行では難しくて。拘留中に退職を迫った会社くらいは訴えられるの?でも裁判はもう懲り懲りだよねきっと。判決が出る頃にはみんな疲れ切っててそれどころじゃないよね、生活立て直すのだってまた一苦労なわけだし。痴漢裁判のやり方自体を見直すのが一番なんだろうけど、それで本当は有罪の人まで無罪になったら意味無いから難しいよねー。電車に監視カメラ付けるとか、そもそも満員電車にならないように車両編成するとかくらいしか思いつかないな。
しかも終わり方もあんなあっけない上に幸運と偶然が重なっての逆転無罪とか・・・・。なんか手放しでは喜びにくいというか・・それなかったら結局有罪なんだ・・・。とりあえず良かったねくらいの反応しかできないよね; まあドラマの最後がバットエンドだと見てる方も後味悪いからどんな形でも無罪を勝ち取れたのは嬉しいけどさ。
・・・・で。結局誰か嘘ついてた?←