失くした記憶の物語

ようやく原作を読み終わりました。以下おもいっきりネタバレしてますので大丈夫な方のみどうぞ。続きを読むの記法とかまるっきしちんぷんかんぷんなんでスクロールして下さい;

















ミライくん(ウィル)の役どころを主人公に恋心を抱くも結局報われないお友達止まりの冴えない男の子だと勝手に思い込んでいたので最初はあまり熱心に読み込む気が湧かなかったんですけど、後半は「え?結構オイシイ役じゃね??」と思い直しイッキに最後まで読み進めてしまいました(単純) 英語のものを日本語にしているので言い(書き?)回しが独特だったりイマイチ日本人に馴染みの薄い設定だったりしたせいで小説としてはあまり楽しめる内容とは言えなかったですけど、ウィルをゆうやがやるんだという事を念頭に置いて読むならすごくいい作品だったと思います(すごく単純)
どういう脚本になるのかまだわからないので何とも言えませんけど、まきちゃんと松ケンのW主演と宣伝しているようなので映画版はナオミとジェームスのラブロマンスを主体とするものに作り替えられるのかな?原作の方は過去→現在→未来と物語が移行していくにつれてナオミの心もエース→ジェームス→ウィルの順に移り変わっていくんだけど、原作に忠実に映画化するならW主演の相手役はむしろゆうやの方だと思うもん。物語の全編に渡り登場しているし、「1番大切なあなたのこと」っていうのもウィルのことだろうから。でも既に公表されている事実だけを見ても(設定が日本のアメリカンスクールに変更されている点や人物名や人種も変更されている点など)、原作そのままってわけじゃなさそうだから物語の内容も大幅に加筆修正されて映画版ではナオミとジェームスを中心に描いていくんだろうな。その方が作品として面白いだろうしね。原作はナオミ視点で書かれているので、ジェームスの過去について描写が中途半端だったからそこら辺を足していくんじゃないでしょうか。
それにしてもこんないい役回りだと思わなかったよてごしさま。てごしさまが演じるということを差し引いても一番好感が持てる男の子だし、おたくが萌えるポイントもたくさんあって素晴らしい役だよてごしさま!また公開前までにはじっくり読み返したいと思います。
あ、あと是非ミライきゅんの一人称は「ぼく」のままでお願いします!