コードブルーSP

なんだか個人的に思うところの多いドラマでした。
以下は感想ですがおもいっきり個人的な話とかドラマと関係無い話とかですのでもう勢いよく読み飛ばしちゃってください><
わたし今年に入ってから身の回りの方が立て続けに亡くなってるんですよね。あ、家族とか親戚とかじゃないんですけど、近所の仲良かったおばあちゃんとかおじいちゃんとか。わたしの住んでいる所は過疎の田舎で住民の4分の1が高齢者なんですけど、近所付き合いが濃いというか、みんなすごくフレンドリーな関係なんですよね。気さくないい方ばかりで年の離れたわたしにも本当に良くしてくれて。そんな人達が今年に入って3人亡くなってしまって(ほんと今年に入ってから葬式と仕事しか外出してないよ><)、その内2人はドクターヘリで搬送されました。ウチからドウターヘリの着陸地点である小学校は目と鼻の先で、ドクターヘリが来るとすぐ分かるんですよね。ヘリの音で。ドクターヘリがここらへんで使われるようになったのはここ数年なんですけど、去年もたくさんの知人がそのヘリによって搬送され帰らぬ人になったり、元気になって戻ってきてくれたりしています。でも帰ってきてくれる人の方がやっぱり少なくて・・。だからその音が聞こえる度にすごく怖いです。また誰か身近な人が居なくなっちゃうかも知れないと思ってしまうのです。
最初リーダーがドクターヘリを題材にしたドラマに出演することが決まった時、わたしはもうドクターヘリに対して上記のような印象しか持っておらず、ドラマ仕立ての美談ばかりを取り上げたものになるんだろうなとか思ってました。ドクターヘリのお陰で命を救われた患者の話とかね。実際は藍沢先生を含むフェロー4名を中心とした病院内の人間関係とかが主だったけど。もちろんストーリーは面白かったし毎週欠かさず見てましたけど^^*リーダーかっこいいよとか肉体美!とかひがちゃんかわいいとか言いながら。
でも、一昨日、すごく仲良しだったおじいちゃん(78歳だったけどまだ現役バリバリで元気で仕事してたからおじいちゃんって感じではなかったけど)が農作業中の事故で亡くなったんですよね。内臓破裂でヘリで運ばれたけど手遅れで・・。明日・・ってかもう今日だけど、お葬式で。だから今回このドラマを見ていて、搬送されるケガ人(役者さんだけど)の姿が仲の良かったおじいちゃんの姿と重なってしまってすごく辛かったです。あのヘリって親族とか付き添いとか同乗させてもらえないので後から車で病院に向かうんですけど、病院には沢山の親族や友達や近所の人が来ていて、奥さんがお医者さんに「何とか助けてください!」って泣いて縋っていた姿があのトリアージの場面と重なってしまって(もちろんそのおじいちゃんの時は単独事故だったのでトリアージとかなかったけど)。
当たり前ですけど医療の現場でわたし達みたいな素人は蚊帳の外なんでいくら助けてくれって頼んでも医師が手の打ち様が無いって判断して無理なもんは無理なんだろうけど、それがわからないからダメもとで泣いて頼んでみたりやり場のない悔しさや突然の別れになんで!って叫んでみたりしちゃうけど、こちら側からは普段決して見ることのできなかった、医師が懸命に処置してくれている姿とかが垣間見えた気がしてそれにすごく感動しました。わたし達が病室でただわけもわからず泣いていた時に、治療にあたってくれた病院のスタッフは冷静だけど一生懸命で、藍沢先生が言っていたように助けたいって気持ちは家族と同じであったはずだと。医師が患者を助けたいと思うのとか当然だけど事務的なもんなのかなとか思ってて(医師が医療の現場で感情的になりすぎても仕事にならないからね)お医者さんなんてそんなもんとか思ってたけど、なんか分かってたようで分かってなかった。ちゃんと言葉にできないけど・・・。あのヘリの音でわたしが怯えている間にも医師は必死に目の前の命を助けようとしてくれているんだなーと。
なんかこの時期に見たから尚更感慨深くなってしまいますた。もっとゆるいおたく生活ブログだったはずなのに。あ、でも相変わらずリーダーの肉体美に目の保養をさせていただきました。やっぱ旦那のメタボ体型だけじゃ目が腐っちゃうよね☆(ひどい)